お世話になっております。
四転五起(よんてんごき)のよんてんでございます。
本日は、先日お問い合わせいただきました【中途採用における学歴】についてお伝えしたく、ご連絡を差し上げました。
40代で転職をしようとしているあなたは「高学歴ではないから」「偏差値が低い大学出身だから」と転職とあきらめていませんか?本記事では、40代の転職希望者に向けて、学歴に頼らない転職成功の秘訣をお伝えします。資格取得、スキルアップ、具体的な実績作りなど、即戦力として評価されるポイントを詳しく解説。さらに、面接での印象アップ術や、年齢を感じさせない前向きな姿勢の重要性まで、幅広くカバー。これを読めば、あなたの転職への不安が自信に変わること間違いなし。新たなキャリアへの第一歩を踏み出す勇気が湧いてくるはずです。
【気にしなくていい】中途採用、転職で学歴はほとんど関係ない。最重要視されるのは職歴
中途採用の面接官が最も重視するのは、応募者の学歴ではありません。学実際の業務経験や具体的な実績が、評価の中心となります。いわゆる、職歴が強く影響します。これから転職を考えている方にとって、学歴よりも職歴の方が大きな要素であることを理解することが重要。学歴に不安があっても、以下の要素をしっかりアピールすることで、採用の可能性を大きく高めることができます。
資格
資格は、あなたが持っているスキルを公的な機関が客観的に証明するもの。資格の難易度によってはあなたが目的を達成(この場合は資格取得)するために努力できる事実まで証明してくれるので、中途採用で重要視されるポイントの一つです。専門的な資格や認定を持っていることで、あなたが特定の分野に対して真剣に取り組んできた証明になります。資格は、業界によっては必須条件となることもあるため、関連する資格を取得していると、応募先の企業に対してアピールポイントが増えます。自分のスキルや専門知識を証明するための手段として、資格を有効活用しましょう。
スキル
職務経験の中で培ったスキルは、学歴に代わる重要な要素です。特に、実際の業務で使われる具体的なスキルや技術は、企業にとって大きな価値があります。例えば、プロジェクト管理スキルや特定のソフトウェアの扱い、チームリーダーシップなど、実践的なスキルは履歴書や職務経歴書に詳しく記載しましょう。スキルの具体性と実績を示すことで、あなたの能力を効果的に伝えられます。
資格とは違い、公的な機関が評価するものではないので、あなた自身が客観的にわかるように(企業側にわかるように)、積極的に伝える必要があります。
実績
実績は、あなたの成果を証明する強力な手段です。具体的な成果やプロジェクトの成功例を挙げることで、自分の能力を実証できます。例えば、「売上を20%増加させた」「プロジェクトを予定より2ヶ月早く完成させた」といった実績は、面接官に強い印象を与えます。実績を具体的に示すことで、あなたがどれだけの貢献をできるかを明確に伝えることができます。実績は数字で伝えられるものだと相手に伝わりやすいです。
即戦力
企業は、新しく採用する人材がすぐに業務に貢献できることを期待しています。資格やスキル、実績から即戦力としての能力をアピールするだけでなく、これまではどのように迅速に業務に適応してきたかということも即戦力をアピールする方法の一つです。例えば、入社後の短期間で成果を上げた経験や、迅速に新しい環境に適応した事例などを伝えると良いでしょう。
モチベーションの高さ(熱意)
資格やスキル、実績のない40代の方は転職先企業に対して高いモチベーションや熱意を示すことは、特に重要です。自分がなぜその企業で働きたいのか、どのような目標を持っているのかを具体的に伝えることで、面接官に強い印象を与えられます。自分のキャリアに対する熱意や、企業に対してどう貢献したいかをしっかりと伝えましょう。熱意やモチベーションは、学歴に関わらず評価される大切な要素です。
モチベーションの高さが重要なもっとも大きな理由は「すぐに辞める可能性」を計れるため。企業は採用に高額な費用をかけているので、採用した人には長く働いてもらわないと困ります。熱意が高ければ高いほど「長く働いてくれそうだな≒採用にかけた費用を回収できそうだな」と考えます。
私の経験談
私は一社目の勤続年数がアルバイトから数えると20年と長かったので、「長く働く可能性」に関して伝える手段は熱意やモチベーションの高さからアプローチする必要がありませんでした。目標などの熱意はもちろん伝えましたが、「内定をもらえたらもちろん御社に!」ではなく、「今回の転職活動で一番高く値付けしていただき、評価していただけた会社さんに行こうと思っています」と【只者ではない感】を出して内定をもらいました。
新しい視座
企業が新しい人材を採用する理由の一つに、会社に新しい視座を取り入れることがあります。特に従業員数が少ない企業や管理職採用でこの傾向が強くなります。それ以外でも、特に一次面接で所属長が面接官の場合は「私の部署に新しい視座を取り入れられそうだな」と感じてもらい、二次面接に進む可能性が高くなることも。
新しい視点や異なるバックグラウンドを持つ人材は、既存の視点や方法論に変化をもたらし、組織の成長を促進します。例えば、業界外からの経験を持つ新しい人が加わることで、既存のプロセスや戦略に対して新たな提案や改善案を提供することが可能です。新しい視座を持つことは、企業に新たな価値を提供し、競争力を高める重要な要素です。自分自身がどのように新しい視点を企業に対してもたらすことができるかを具体的に示すことで、採用担当者に対して強い印象を残すことができるでしょう。
会社や所属長がどんな視座を持っているかを把握するのは非常に困難(ほとんど不可能)なので、新しい視座を提供できることをアピールすることはとても難しいです。基本的には会社側があなたの職歴から判断するものですが、職務経歴書や面接を通して「あなた独自の考え方」が伝わるようにすると「この人は会社にはない視座を持っているかも」と捉えられることがあります。
私の経験談
私が二社目に入社したときに、「よんてんさんには、今会社にはない視座で営業してくれることを望んで採用しています。社長、取締役、私に仕事を教える立場で採用しています。」と上長に言われた経験があります。面接を通じてそういった可能性を感じ取ってくれたのだと思います。
学歴フィルターが影響するのは新卒採用、中途採用は違う
学歴フィルターという言葉を耳にしたことがある方も多いでしょう。新卒採用において、企業は応募者の学歴を重視する傾向が強く、高偏差値の大学や有名大学出身者が優遇されることが一般的です。しかし、中途採用となると話は大きく変わります。先述した通り、最も重要視されるのは、学歴ではなく職歴や実績です。中途採用では即戦力が求められるため、実務経験や具体的な成果がより大きなウェイトを占めるからです。では、新卒採用での学歴フィルターの意味と、中途採用でのフィルターの違いについて、詳しく見ていきましょう。
新卒採用の学歴フィルターの意味
新卒採用において、学歴フィルターは企業が応募者を効率的に絞り込むための手段の一つです。企業は、膨大な数の応募者の中から選りすぐりの人材を見つける必要があり、学歴を基準にすることで、ある程度の基礎学力や知識を持っている人材を確保しようとします。学歴はその人の過去の努力や学習能力を示す一つの指標であり、入社後の訓練効率の高さを推し量ることができるので、特に専門的な知識を必要とする職種では、学歴が重要視されることがあります。しかし、学歴だけでその人のすべてを評価するわけではなく、企業もそれを十分に理解していることを忘れてはいけません。
中途採用では学歴フィルターよりも年齢や職歴フィルターが強い
一方、中途採用においては、学歴よりも年齢や職歴がフィルターとして機能します。特に、実務経験や専門スキルが求められる職種では、過去の職歴や具体的な成果が重視されます。企業は即戦力としての人材を求めており、そのために過去の職務経験がどれだけ関連性があるか、どのような成果を上げてきたかが採用の判断基準となり、入社後の即戦力となる可能性の高さを押し量ることができます。年齢に関しては、特に経験が必要なポジションでは若年層よりも中堅層が優遇されることが多く、一方で、未経験の分野に挑戦しようとする場合には年齢がハードルとなることがあります。
特に未経験業界への転職は年齢が高いほど不利
未経験業界への転職を考える際、年齢が高くなるほどそのハードルは高くなります。企業は新たな分野での成長ポテンシャルを重視するため、若年層のほうが教育や育成に適していると見なされることが多いのです。また、年齢が高いと、それまでのキャリアが固定されていると判断され、新しい環境に順応する柔軟性に欠けると見られるリスクもあります。このような状況を克服するためには、転職先の業界に関連するスキルや知識を事前に身につけ、年齢を感じさせない意欲や柔軟性をアピールすることが重要です。
短期離職を繰り返したり、ブランク期間があると不利
短期離職を繰り返したり、ブランクがあると、中途採用において不利になることが多いです。企業は安定した雇用関係を築ける人材を求めるため、短期間で職を転々とする経歴は「またすぐに辞めるのではないか」という懸念を引き起こします。しかし、ブランクがあることの不利さは、短期離職とはまた別の理由があります。ここでは、ブランク期間が不利になる理由を詳しく探ります。
まず、ブランク期間があると、その間に業界や技術の進化についていけなかったのではないかという疑念が生じます。特に、ITや医療などの技術革新が激しい業界では、数年のブランクが致命的になることがあります。技術や知識が進歩するスピードが速いため、その間に習得したスキルや経験が時代遅れになっている可能性があると見なされるのです。企業は即戦力としての人材を求めているため、最新の技術やトレンドに対応できることが重要視されます。
さらに、ブランク期間中にどのような活動をしていたかが不明瞭な場合、雇用主に不安を与える可能性もあります。たとえば、何もせずにただ休養していたと見なされると、「仕事に対する意欲や責任感が欠如しているのではないか」という印象を持たれることがあります。このため、ブランク期間中に自己研鑽や新たなスキルの習得を行っていた場合は、その努力を具体的にアピールすることが必要です。
また、ブランクが長期間にわたる場合、仕事に復帰した際の適応力にも懸念が生じます。仕事の進め方や職場のルールが変わっている可能性があるため、復帰後にスムーズに業務に戻れるかどうかが不確かだと判断されることがあります。このため、ブランク期間中に社会との接点を保ち、仕事に対する意識を持ち続けていたことを示すことが重要です。
ブランク期間が不利に働かないようにするためには、ブランク中にどのような成長を遂げたのか、またその経験が新たな職場でどのように活かせるのかを具体的に説明することが大切です。これにより、ブランク期間が単なる「空白」ではなく、価値のある「経験」として捉えられるようにアピールすることが可能になります。
中途採用で「高校卒業以上」「大卒以上」の学歴条件が設定される理由
中途採用の求人でよく見かける「高校卒業以上」や「大卒以上」という学歴条件。これらの条件は、一見すると学歴を持たない人にとって不利に感じられるかもしれません。しかし、これらの条件には理由があり、企業が求める人物像や期待する能力を反映しています。ここでは、学歴条件が設定される理由について詳しく掘り下げていきます。
学びへの姿勢の評価
まず、学歴条件が設定される大きな理由の一つは、学びへの姿勢を評価するためです。高校や大学を卒業したという事実は、その人が一定期間、学び続けることができたことを示しています。企業は、学び続ける力や自己成長への意欲を持つ人材を重視します。特に、変化の激しい現代社会では、新しい知識やスキルを習得し続ける姿勢が求められます。このため、学歴を通じて学びの姿勢を確認しようとするのです。
基礎学力の確認
次に、学歴条件は基礎学力の確認のために設けられることが多いです。企業が求める基礎学力とは、読み書きや計算、論理的思考力といった、仕事を進める上で欠かせないスキルです。高校や大学で学ぶ過程では、これらの基礎学力が身につけられるため、学歴がその指標となります。特に、職務内容に専門的な知識が必要な場合や、複雑な業務を処理する必要がある場合には、基礎学力の高さが重要視されるのです。
最低限の地頭の良さの確認
さらに、学歴条件には最低限の地頭の良さを確認するという目的も含まれています。ここで言う「地頭」とは、問題解決力や適応力、情報の処理能力などを指します。学歴が高い人ほど、これらの能力がある程度保証されていると企業は考えます。もちろん、学歴が低いからといって地頭が悪いわけではありませんが、学歴を通じて確認できるのは最低限の基準です。企業は、地頭の良さを持つ人材が、変化する業務環境に柔軟に対応できると期待しています。
これらの理由から、「高校卒業以上」や「大卒以上」といった学歴条件が設定されるのです。しかし、重要なのは学歴だけではなく、それをどう活かしてきたかという実績やスキルです。転職活動においては、自分の強みを最大限にアピールし、学歴以上の価値を見せることが成功への鍵となります。
出身大学の偏差値が高くなくてもあなたはエリート
偏差値の高い大学を卒業していないことをコンプレックスに感じる必要はありません。実際、40代男性の学歴を見てみると、4年制大学を卒業した人の割合は46.9%です。つまり、半数以上の方が4年制大学卒業以外の学歴を持っているのです。この中で、偏差値50程度の大学を卒業した40代男性は、同年代全体でおおよそ上位30%程度に位置すると考えられます。なぜならば、大学や学部が実施するテストや模試で、受験生が全体の中でどのくらいの位置にいるのかを示す数値なので、受験生以外はカウントされていないため。
具体的には、100人の40代男性がいる場合、約47人が大卒で、その中で偏差値50以上の大学卒業者は約23〜24人程度となります。おおよその偏差値で見ると、偏差値50の大学卒業者は40代男性全体の中では偏差値55〜60程度に相当すると推測されます。偏差値55は上位30%程度、偏差値60は上位16%程度に位置します。つまり、大学偏差値でみると平均的ですが、全体で見ると平均よりもかなり上の位置にいるということ。コンプレックスを感じず、自信を持って卒業大学名を書類に記載するべきです。
二社目の上長の方に教えていただきました。その方は偏差値40台の大学出身でしたが、◯クルートや日◯製鉄で営業をしていた、とても優秀な方です。
高学歴でなくても中途採用で評価されるポイントとは?
中途採用市場では、高学歴でなくても評価されるポイントがあります。重要なのは、あなたがどれだけ職務に必要なスキルや実績を持っているかを具体的に示すこと。この記事では、職務経歴書と履歴書でどのようにアピールすればよいのかを解説します。
職務経歴書と履歴書で「資格」をアピールする
まずは「資格」のアピールからです。資格は、特定のスキルや知識を証明する最も分かりやすい手段。たとえば、業務に直結する資格がある場合、それを履歴書や職務経歴書の中で強調することで、即戦力であることをアピールできます。また、資格を取得する過程での努力や学びを加えることで、自己成長への意欲も伝えることが可能。ただ資格を列挙するだけでなく、その資格がどのように業務に活かせるか、どのように役立ったかを具体的に説明することが大切です。
当ブログでは資格なしの方を対象にしていますが一般論として載せておきます。
職務経歴書と履歴書で「スキル」をアピールする
次に、重要なのは「スキル」のアピールです。学歴に関係なく、持っているスキルをしっかりとアピールすることで、採用担当者の目に留まりやすくなります。職務経歴書では、具体的な業務内容やプロジェクトにおいてどのようなスキルを発揮したのかを明確に示すことがポイント。さらに、そのスキルが他の社員やプロジェクトチームにどのような影響を与えたか、数字や成果で説明できると、説得力が増します。スキルの幅広さや応用力をアピールすることで、様々な業務に対応できる柔軟性を示すことができます。
ご自分では「スキルなんてない」と思っていても、企業側が職務経歴書から「この経歴ならこんなスキルがありそうだ」と自分でも気づかないスキルを拾ってくれることがあります。この点は若い方より40代の方の方が有利と言えるでしょう。
職務経歴書と履歴書で「実績」をアピールする
最後に、「実績」をアピールすることが、中途採用での評価に直結します。実績は、過去に達成した具体的な成果を指し、採用担当者にとっては非常に重要な要素です。たとえば、売上目標を達成した経験や、チームをリードして成功に導いた事例などを挙げると良いでしょう。実績をアピールする際には、できるだけ具体的な数字や事例を示し、その結果が企業にとってどのような価値を生んだかを伝えることが重要です。過去の成功体験を基に、今後どのように企業に貢献できるかを明確にすることで、あなたの価値を最大限にアピールできます。
これらのポイントを押さえることで、学歴に依存せずとも、中途採用で高い評価を得ることが可能です。資格、スキル、実績をしっかりと伝えることで、あなたの強みを最大限に活かしていきましょう。
中途採用で学歴を気にしやすい業界とそうでない業界の違い
転職活動をする上で、学歴がどれだけ影響するかは業界によって大きく異なります。学歴が転職にどのように影響するのか、その違いを理解することは、自分に適した転職先を見つけるために非常に重要です。ここでは、学歴を重視する業界と、そうでない業界の特徴について詳しく見ていきましょう。
学歴を重視する業界とは?
学歴を重視する業界は、一般的に金融、コンサルティング、大手メーカーなどが挙げられます。これらの業界では、特に高い専門性や知識が求められるため、学歴が一つのフィルターとして用いられることが多いです。例えば、金融業界では経済学や財務管理などの知識が必要とされ、そのバックグラウンドとして大学での学びが評価される傾向があります。また、大手企業では社内教育にかかるコストを抑えるため、学歴によって基礎的な知識やスキルを持っているかどうかを見極めることがあります。こうした背景から、特定の学歴があることで有利になるケースが多いのです。
学歴を重視しない業界とは?
一方で、IT業界やクリエイティブ業界、ベンチャー企業などでは、学歴よりも実績やスキルが重視される傾向があります。これらの業界では、実際に何ができるかが評価の基準となるため、学歴がなくてもプロジェクトの成功経験や専門的なスキルがあれば十分に活躍できます。特にIT業界では、プログラミングスキルやシステム設計の実績が重要視され、学歴に頼らずともキャリアを築ける可能性が高いです。また、ベンチャー企業では新しいアイデアや柔軟な発想が求められるため、多様なバックグラウンドを持つ人材が歓迎される傾向にあります。したがって、学歴に自信がない方でも、これらの業界ではチャンスが広がるでしょう。
最終学歴が中卒・高卒でも中途採用に応募できる
中卒や高卒の方であっても、「大卒の中途採用には応募できない」と考えるのは早計です。確かに学歴が応募条件に明記されていることが多いですが、応募自体は可能ですし、状況次第では採用のチャンスもあります。重要なのは、どのように自分をアピールするかです。
応募自体はできる理由
応募書類自体は担当者の手元に届きます。とはいえ、ただ書類を送るだけでは効果が薄いかもしれません。しかし、同業で圧倒的な実績を持っていたり、簿記1級などの突出した資格を持っていたりする場合は別。これらの要素があれば、学歴のハードルを乗り越えられる可能性があります。ただし、こうした強力なアピールポイントがない状態で応募するのは書類選考の段階で「非常識な人」と思われ、すぐに却下されるだけ。採用担当者の手を煩わせるだけなので応募は控えましょう。お互いの時間の無駄です。
資格・スキル・実績で学歴を覆せそうならダメ元で応募してみよう!
もし、学歴を覆せると考えられる資格やスキル、実績を持っているなら、応募する価値があります。エージェント経由で応募する際には、学歴のハンディをどう補えるかをしっかり伝え、「どうしてもこの企業に応募したい」という熱意を強調しましょう。また、希望する企業に直接履歴書と職務経歴書を送付するのも一つの方法です。「この人は高卒なのに、どうして郵送してきてまで応募してきたのだろう?」と採用担当者が興味を抱けば、自然と経歴欄に視線を移すでしょう。根拠のある自身があるのであれば、チャンスは自ら掴みにいく姿勢が大切です。
圧倒的な実績や資格があるのであれば駄目で元々の気持ちでチャレンジしましょう!
学歴もスキルも資格も実績もない時、何をすべきか?
当ブログでは、40代の学歴やスキル、資格、輝かしい実績がない転職希望者を対象に運営しています。「人生これからだ」と思いつつも、具体的な行動に移せずにいる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、そういった方々に向けた具体的な方法を解説します。まず、覚えておいてほしいこと。40代だからこそ持つ強みがあるはずです。人生経験や社会人としての基礎力は、若手にはない武器。それを活かしつつ、以下の行動を取ることで、転職の可能性は大きく広がります。
希望する業界で活躍できる資格を取る
40代からでも十分間に合います。むしろ、人生経験を活かせる資格も多いのです。まずは、転職希望先の業界研究から始めましょう。その業界で評価される資格は何か。取得にかかる時間と費用は? 自分の生活リズムに合わせて、無理のない計画を立てることが重要です。例えば:
- IT業界なら、基本情報技術者試験から始める
- 金融業界なら、ファイナンシャルプランナーの資格を狙う
- 不動産業界なら、宅地建物取引士の取得を目指す
これらの資格は、40代からでも十分チャレンジ可能。資格取得の過程で得る知識は、面接でのアピールポイントにもなります。
汎用性の高いスキル・ポータブルスキルを身につける
年齢に関係なく評価される「ポータブルスキル」の習得が、40代の転職を成功に導く鍵となります。具体的には:
- デジタルリテラシー:基本的なPC操作、オンラインツールの活用
- コミュニケーション能力:傾聴力、プレゼンテーション力
- 問題解決能力:論理的思考、クリティカルシンキング
これらのスキルは、オンライン講座や書籍で学べます。さらに、地域のボランティア活動やNPO活動に参加することで、実践的に磨くことができるでしょう。
伝わりやすい「数字で説明できる実績」を作る(特化する)
40代ならではの経験を、具体的な数字で表現することが重要です。例:
- 「長年の主婦経験」→「家計管理で年間50万円の支出削減に成功」
- 「趣味のブログ運営」→「月間1万PVを達成し、広告収入で副収入を得る」
これらの実績は、短期間でも作れます。3ヶ月でも半年でも、集中して取り組むことで、アピールポイントを作り出せるのです。
プロジェクトを任された経験がないと、実績を書きにくいと感じる方も多いでしょう。特に、製造業や事務職や接客業など、個人の成果が見えにくい業種では、数字で表せる実績作りに悩むかもしれません。
そんな場合、どうすればいいのでしょうか。ポイントは、自分の業務の中で「数字化できる要素」に着目すること。たとえ小さな部分でも、それを徹底的に追求するのです。例えば:
- 製造業なら、不良品率の低減や作業効率の向上
- 事務職なら、書類処理のスピードアップや正確性の向上
- 接客業なら、接客方法を改善して「ありがとう」と言われた回数を数える
これらの要素に特化して、意識的に実績を作っていくのです。
具体的なアプローチ:
- 現状の数値を把握する
- 改善目標を設定する
- 改善のための行動計画を立てる
- 定期的に進捗を確認し、数値の変化を記録する
例えば、書類処理のスピードアップに取り組むなら、「1日の処理件数を50件から70件に増加させ、40%の効率化を達成」接客業なら「接客方法を変えることで、一日のうち「ありがとう」を行ってもらった回数が3回から20回に増えた」といった具体的な数字が出せるようになります。このように、たとえ小さな部分でも、数字で説明できる実績を意識的に作ることで、転職時のアピールポイントが格段に増えるのです。重要なのは、自分の業務を客観的に見つめ直し、改善の余地を見つけること。そして、その改善に向けて継続的に努力を重ねることです。
実績を説明しづらい接客業でも、考え方次第でいくらでも実績を作ることができます。また「着眼点が面白い/独特」などと評価してもらえる可能性が高いです。
実績を説明しづらい業種はむしろチャンスと言えます。
営業さんが「1年で20%挙げました」というテンプレ的な実績よりも「ありがとうの数が増えました」の方がオリジナリティがあるね。
面接力を徹底的に磨く
面接では
- 論理的思考
- 思考速度・読解力
- コミュニケーション能力
- 非言語コミュニケーション能力
- 対人スキル
- 人柄
- 熱意
- ビジネスマナー
- 身だしなみ
- 準備力
など多くの面をアピールできます。資格やスキル、実績に自身がない人は徹底的に面接力を磨くという方法もあります。面接官に「この人と一緒に働きたい」と思わせる魅力的な人柄の演出と「この人ならできるだろう」と思ってもらうことが、40代の転職成功の決め手となります。
面接力の重要性を再確認:私の経験談
面接力とはコミュニケーション能力でも論理的思考力でも読解力でもなく、準備力です。
私は徹底的に中途面接について調べ上げ、自分なりにマニュアルを作り、マニュアルに沿って企業ごとにまたマニュアルと作るという方法で40代未経験転職を2度成功させました。
二度目の転職活動の最初に、転職エージェントさんと初めての模擬面接を行いました。
よんてんさんは面接に苦手意識はありますか?
いいえ、全くありません。徹底的に準備をするからです。
エージェントさんは「苦手です」という言葉を引き出したかったように感じましたが、私は思っていることを素直に伝えました。担当エージェントさん以外にも「この道20年の面接のプロ」という女性の方が同席していただいたのですが、模擬面接終了後、
面接に苦手意識がないとおっしゃった意味がわかりました。淀みなく話せているし、レスも頭の回転も速い、堂々としていて意欲熱意を感じられました。声のスピードも良く、準備をしているのが伝わるけど、準備した台本通りではなく、自然体で話しているような、感じで本当に素晴らしい。
と絶賛いただけました。頭の回転や堂々とした雰囲気は一見その人の資質によるものだと思われがちですが、しっかり準備をすることでこれらのことを演出することができます。
準備したエピソードなどをタンスの引き出しにおさめておき、1つの質問に対して2~3の引き出しをあけて、それらをつなぎ合わせていく…という作業をしただけなんです。全ては準備です。
下のタイトルをタップすると、よんてんが実際に使っていてお世話になったサービスや感想を確認できます。今日が一番若い日。1分でも早く行動を。
登録してみるとサービスがアクセルを踏んでくれて、自分はブレーキをゆるめたり強めたりするイメージで転職活動を進めることができますよ。
一度目も二度目の転職活動も職務経歴書に関してはここが飛び抜けて寄り添ってくれました。
作成した職務経歴書は他のサービスでもそのままアップロードして使うので、まずはここに登録して職務経歴書を作ると自信を持って転職活動を始められます。
優秀な職務経歴書はそのまま面接対策素材にもなるので、エージェントさんとしっかり詰めるのがおすすめですよ!
「20代向け」と紹介されることが多いサービスですが、二回目の転職で一番お世話になりました。
退職前から心が弱っていたのですが、週一で電話面談してくれたので、ここのお陰で何とか転職活動を始めることができました。電話だけでも次の活動予定があるって大事なんです!
特に秀逸だったのが模擬面接。
担当エージェントさん以外にも「この道20年の面接のプロ」という女性の方が同席してくれて、特に短期離職の説明に関して新しい気付きをたくさんいただきました。
面接に自信がない人や転職活動を積極的に進められるか不安な方に特におすすめです。
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現在正社員転職で考えていても、しばらく派遣スタッフとして働いて、回復したらまた正社員を目指す…という方法も選択肢として良いと思います。
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とメールが来たっきり、その後一切紹介はもちろんエージェントとの面談すらしていただけなかったサービスがあります。しかも二度の転職活動の両方でです。
私の経歴に魅力がなかったせいもあるでしょうが、上で紹介した他のエージェントさんは皆さん丁寧に対応してくださいました。ここは大手なので20代や30代の方であれば良いと思いますが、我々のような40代スキルなし資格なしの転職活動には向かないサービスだと感じました。
まとめ
転職活動において、学歴やスキル、資格、実績が不足していると感じる方も多いでしょう。しかし、重要なのは過去の経歴ではなく、これからの行動です。資格やスキルを身につけ、具体的な実績を積むことで、あなたの価値を高めることができます。年齢や経験にとらわれず、新しい挑戦を恐れずに進んでいくことが大切です。自分の可能性を信じ、努力を重ねることで、必ず道は開けます。未来はあなたの手の中にあるのです。前向きな姿勢を持ち続け、次のステップへと踏み出しましょう。
何かご不明点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。
以上、よろしくお願いいたします。
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